考え、再考し、行動する
HEADは、スポーツを愛し、そしてスポーツを支援しています。当社のミッションは、スポーツのパフォーマンスを高めること、そしてスポーツを愛する人たちを励ますことです。しかし、会社としては、何を行うかがすべてではなく、それをいかに行うかも重要なのです。環境に関して、会社がいかに成果を上げているかについて考えることが益々重要になっています。そのためには、行っていることをすべて再考する必要があります。当社の究極の目的は、会社の全工程において最大限の持続可能性を達成することです。このプロセスは、段階的な一連の地道な改善によって可能となります。従って、今それらすべての段階を再考することで、会社としてのパフォーマンスをさらに高めることができます。
高い賭けですが、当社は勝つために最善を尽くします。
持続可能性の主なポイントを再考する


パッケージングの再考
すべての分野においてパッケージングを削減するだけではなく、プラスチックの使用を無くすための再設計も行っており、さらに、グループ全体で印刷インクの使用を削減できる持続可能な素材に切り替えます。


R&Dの再考
会社事業は、革新的技術を採用することで継続的に発展しています。持続可能性に対する会社のアプローチもまったく同じです。継続的に新素材や生産工程を見直し、より持続可能な製品を生み出すことに取り組んでいます。


気候アクションに関する会社の戦略の再考
2007年、HEADは世界的環境慈善団体であるCool Earthとの提携を開始し、スポーツ製品メーカーとしては初となる全世界環境プログラムを立ち上げました。


拠点で行うことの再考
ケネルバッハの本社では、すべてのエネルギーは隣接するブレンゲンツァ・アッハ川にある現地の水力発電所から供給されています。Schindler GmbH & Co KGでは、同社が生み出すグリーン電力を拠点内のすべての現地商業施設に供給しています。


製品の再考
2021年、当社はリサイクルrPETボトルを使った初のバッグを発売しました。このプロジェクトは、リサイクル素材を使ったさらに多くの製品を開発するための足がかりとなりました。
HEADは持続可能な亜麻繊維テニスラケットを開発
HEADのオーストリア拠点研究開発チームは、従来のラケットの設計方法を根本から覆しました。革新的な新型フレームは、有機物ベースのエレメントとして設計されています。その構造は、炭素繊維の代わりに亜麻の植物繊維を使用するもので、グロメットは100%植物原材料製、ラケットハンドルは再生プラスチック、ストリングは天然のガットです
亜麻ラケットのパイロットプロジェクト研究がすでに2年経過した今、HEADは試作品が卓越したパフォーマンスを発揮しており、やがては世界クラスの持続可能なテニスラケットになるものと確信しています。
これは、環境への負荷を大きく減らすように設計されたスポーツ製品の開発という、より大きななHEAD RETHINKプロジェクトの一部にすぎません。
FIBEREUSEとの提携による持続可能なスキー素材の研究開発。
FiberEUseプロジェクトの一環として、耐用年数が経過した繊維強化複合材料を再利用を含む新たな循環型経済ソリューションに向けて取り組みを行っており、HEADはデモ段階のスキーを開発しました。
このスキーの構造では、GFRP(ガラス繊維強化ポリマー複合材料)である機械的再生素材を芯材のフィラーとして使用し、現在使用しているポリウレタン構造を強化しています。この材料の追加による強化によって、PUフォームの使用量を削減できました。このデモ段階のスキーの作成によって、再利用GFRPで他の特性を妥協することなく卓越したパフォーマンスを実現できることが示されました。この研究開発プロジェクトは、HEAD RETHINK(再考)プログラムの一環であり、より持続可能な事業に貢献するものです。
パッケージの削減と改良
HEADは、製品用の箱やハングタグ、ヘッダーカードに可能な限り非持続的素材を使わない方式に切り替へました。
当社のパッケージングでは、プラスチック等の非持続的素材の使用を継続的に削減し、再生紙に切り替えました。
リサイクル性を改善するため、より印刷用インクの使用も削減しており、ヘッダーカードや付属ハングタグからもプラスチックコーティングを排除し、100%天然麻紐に切り替えました。
持続可能製品
36本の再利用ペットボトルが使われているオリジナルのHEAD Gravity r-PETバッグの成功に続き、この度、新たに再利用KORE r-PETを用いたリュックサックを開発しました。
これらのプロジェクトから学んだことを活用し、他にもすでに他の新たな有望な開発案件が進行中です。
より効率的なスキー生産工程
オーストリア本社のスキー製造工場では、新たな高効率天然ガスシステムを使用し、スキープレスの加熱に使用しています。
次に環境負荷が小さい水・水加熱ポンプ工程による技術で冷却が行われます。
製造中に必要な圧縮空気は、熱を回収して再使用するように設計された2基の高効率コンプレッサによって供給されます。
照明の大部分はLEDへの切り替えが完了しており、新設にはすべてLEDが使われています。
スキー生産材料の改善
会社のウィンタースポーツ部門は現在、パフォーマンスに妥協せずに持続可能性が改善された製品を開発しています。HEAD RETHINKプログラムの一環として、スキーの生産材料を改善するための取り組みが継続的に行われています。現在、HEADスキーのスチールエッジには20%の再生スチール部品が使われ、トップシートの70%がECO-PA 11トップシートです。
COOL EARTHやその他のパートナーとの協力
2007年、HEADは世界的環境慈善団体であるCool Earthとの提携を開始し、スポーツ製品メーカーとしては初となる全世界環境プログラムを立ち上げました。
Cool Earthの目的は、気候的危機と費用効果が高く、大衆を会員として取り込むアプローチで、個人やグループによる大きな規模な熱帯雨林保護への直接の出資を可能にし、その貴重な資源を守ることです。


HEADは持続可能な亜麻繊維テニスラケットを開発
HEADのオーストリア拠点研究開発チームは、従来のラケットの設計方法を根本から覆しました。革新的な新型フレームは、有機物ベースのエレメントとして設計されています。その構造は、炭素繊維の代わりに亜麻の植物繊維を使用するもので、グロメットは100%植物原材料製、ラケットハンドルは再生プラスチック、ストリングは天然のガットです
亜麻ラケットのパイロットプロジェクト研究がすでに2年経過した今、HEADは試作品が卓越したパフォーマンスを発揮しており、やがては世界クラスの持続可能なテニスラケットになるものと確信しています。
これは、環境への負荷を大きく減らすように設計されたスポーツ製品の開発という、より大きななHEAD RETHINKプロジェクトの一部にすぎません。


FIBEREUSEとの提携による持続可能なスキー素材の研究開発。
FiberEUseプロジェクトの一環として、耐用年数が経過した繊維強化複合材料を再利用を含む新たな循環型経済ソリューションに向けて取り組みを行っており、HEADはデモ段階のスキーを開発しました。
このスキーの構造では、GFRP(ガラス繊維強化ポリマー複合材料)である機械的再生素材を芯材のフィラーとして使用し、現在使用しているポリウレタン構造を強化しています。この材料の追加による強化によって、PUフォームの使用量を削減できました。このデモ段階のスキーの作成によって、再利用GFRPで他の特性を妥協することなく卓越したパフォーマンスを実現できることが示されました。この研究開発プロジェクトは、HEAD RETHINK(再考)プログラムの一環であり、より持続可能な事業に貢献するものです。


HEAD リセットボール
間もなく発売予定の、注目すべき新製品HEAD リセットボールは、より長期間にわたり卓越したパフォーマンスを可能にし、コーチが必要とするボールの個数を減らすことができます。
半加圧型のテニスボールとして、HEAD RESETボールはボール4個入りの100%再生段ボール箱入りまたは72個入りの100%再利用プラスチックバッグ入りで販売され、従来のボールチューブの使用を削減します。


パッケージの削減と改良
HEADは、製品用の箱やハングタグ、ヘッダーカードに可能な限り非持続的素材を使わない方式に切り替へました。
当社のパッケージングでは、プラスチック等の非持続的素材の使用を継続的に削減し、再生紙に切り替えました。
リサイクル性を改善するため、より印刷用インクの使用も削減しており、ヘッダーカードや付属ハングタグからもプラスチックコーティングを排除し、100%天然麻紐に切り替えました。


持続可能製品
36本の再利用ペットボトルが使われているオリジナルのHEAD Gravity r-PETバッグの成功に続き、この度、新たに再利用KORE r-PETを用いたリュックサックを開発しました。
これらのプロジェクトから学んだことを活用し、他にもすでに他の新たな有望な開発案件が進行中です。


より効率的なスキー生産工程
オーストリア本社のスキー製造工場では、新たな高効率天然ガスシステムを使用し、スキープレスの加熱に使用しています。
次に環境負荷が小さい水・水加熱ポンプ工程による技術で冷却が行われます。
製造中に必要な圧縮空気は、熱を回収して再使用するように設計された2基の高効率コンプレッサによって供給されます
照明の大部分はLEDへの切り替えが完了しており、新設にはすべてLEDが使われています。


スキー生産材料の改善
会社のウィンタースポーツ部門は現在、パフォーマンスに妥協せずに持続可能性が改善された製品を開発しています。HEAD RETHINKプログラムの一環として、スキーの生産材料を改善するための取り組みが継続的に行われています。現在、HEADスキーのスチールエッジには20%の再生スチール部品が使われ、トップシートの70%がECO-PA 11トップシートです。


COOL EARTHやその他のパートナーとの協力
2007年、HEADは世界的環境慈善団体であるCool Earthとの提携を開始し、スポーツ製品メーカーとしては初となる全世界環境プログラムを立ち上げました。
Cool Earthの目的は、気候的危機と費用効果が高く、大衆を会員として取り込むアプローチで、個人やグループによる大きな規模な熱帯雨林保護への直接の出資を可能にし、その貴重な資源を守ることです。