スキー
February 19, 2026
スキー
February 19, 2026

経験豊かなスキーヤーには、ひとつのシンプルで、しかし避けては通れない課題がある。 クルージングでは寛容に、だが踏み込めば確かな応えを返す-そんな一台を、どう見つけるのか。 汎用性とは、妥協を意味するものなのでしょうか。

2026/27シーズンに向けて登場する新たなDISCOVERYで、HEADはこれまでとは異なる提案を打ち出す。 滑りの強度も、選ぶフィールドも――そのすべてに真に順応する、ひとつのプラットフォーム。 DISCOVERYは2026年、厳選されたリテーラーおよびHEAD.comにてローンチ予定。

DISCOVERYは、まったく新しいオールマウンテンコンセプト。 その核にあるのは、ひとつのシンプルな発想 「ターンの中で、スキーがあなたとともに進化するべきだ」という考え。 軽く滑れば、スムーズで予測しやすく、コントロールはあくまでイージー。 しかし荷重をかけ、トップを走らせ、エッジにプレッシャーを与えれば、その真価が目を覚ます。確かなグリップ、みなぎるエネルギー、そして精緻なレスポンス。 攻めれば攻めるほど、このスキーはよりアクティブに応えていきます。

このレスポンスの中核にあるのが、HEADが「プログレッシブ・フレックス」と呼ぶテクノロジーだ。それはつまり、スキーがひとつの性格に固定されないということ。ミドルスピード、浅めのエッジアングルでは、DISCOVERYは穏やかで直感的。ロングデイやミックスコンディション、テクニカルな地形でも安心して身を委ねられる。 しかしスピードを上げ、より深く雪面へとたわませていくと-足元は自然に剛性を高め、エッジホールドはさらに強固に。鋭いリバウンドとともに、ターン弧の中でよりアグレッシブなフィーリングを解き放つ。 滑り手が攻めるほどに、スキーもまた応える。それが、プログレッシブ・フレックスの真価である。

その進化を生み出しているのは、ふたつの構造要素が連動する設計思想だ。 ひとつ目が、Auxeticテクノロジー。 これは、たわむほどに強度を増す特殊な構造デザイン。 圧力を受けて潰れるのではなく、内部構造そのものが引き締まり、自己補強する。 その結果、滑り手の入力はダイレクトにエッジグリップへと変換され、 揺るぎない安定感として雪面に伝わる。

ふたつ目の要素が、Superframe構造。 スキー全体をフルラップするグラスファイバー構造により、圧力を均一に分散。ねじれ剛性を高め、荒れた雪面やスピード域の上昇にも動じない一体感を生み出す。 その結果、ライダーに無理を強いるスキーではない。だが、攻めたときには確実に応える一台。 DISCOVERYは常にアグレッシブであることを求めない。リラックスしたフリーライドでも、テクニカルなカービングでも、変化する雪質の中を力強く駆け抜けるときでも-いまのあなたに、正確に寄り添う。

足元へのこだわりも妥協はない。DISCOVERYは、HEAD独自のBetter Balance PRプレートを採用。ブーツサイズに左右されることなく、常に安定した前傾ポジションをキープする。 ソール長によってわずかにポジションが変わってしまう従来の設計とは異なり、ランプアングルは常に一定。雪上ではそれが、スムーズなターン導入、スピード域での安定したバランス、 そして確実なパワー伝達へと直結する。コンディションや地形が刻々と変化する場面ほど、その違いは明確になる。 安全性と使いやすさも、もちろん置き去りにはしていない。新しいPROTECTOR EVOビィンディングは、解放特性をさらに向上させながら、ステップインと調整をよりスムーズに。軽量で洗練されたデザインとともに、不必要な複雑さを排し、純粋なパフォーマンスに集中したいスキーヤーへ確かな信頼感をもたらす。

DISCOVERYのラインナップは幅広い。しかしその構成は、緻密に設計されている。 86 Proや82 Proといったワイドモデルは、オフピステでの安心感と一日中滑り続けられる汎用性を重視。一方、74や70のナローモデルは、精度、ステップアップ、そしてカービング性能にフォーカスする。 Pro構造でもSport構造でも、貫かれている思想はひとつ。予測しやすいハンドリング。 プログレッシブに高まるパワー。そして、あなたの志向とともに成長するスキーであること。 DISCOVERYは、滑り方を押しつける存在ではない。少し強く踏み込む、そのたびに応え、寄り添うプラットフォームである。