HEAD、2021年のツアーでナンバーワンのラケットブランドに

HEADラケットは、2021年の世界のプロテニスサーキットで、世界No.1ブランドとして独走を続けています。

この年は、男子のトップ10のうち5人がHEADでプレイ。男子のグランドスラム4大会のうち3大会はHEADプレイヤーが制覇し、男子のオリンピック金メダルも獲得しました。また、女子全仏オープンのトッププレイヤーとダブルチャンピオンも、HEADブランドを使用していました。

HEADのラケットスポーツ担当副社長のオットマー・バービアンは、「このような素晴らしい選手をチームに迎えられたことを誇りに思います。私たちは、彼らがこれまでの素晴らしい業績をさらに伸ばしていけるよう、最大限のサポートをするために日々努力しています。2022年に彼らがコートに戻ってくるのが楽しみです」とコメントしています。

ずば抜けてリードしていたのは、HEAD Speedラケットシリーズを推奨するノバク・ジョコビッチです。年末時点で世界ランキング1位のジョコビッチは、記録的な7回目の優勝で9回目の全豪オープンを、また4時間のマラソンマッチ連勝により全仏オープンを制覇。ウィンブルドンでは6度目のタイトルを獲得し、USオープンでは決勝まで勝ち進みました。

オリンピックチャンピオンもまた、HEADプレイヤーでした。Gravityラケットシリーズを推奨するアレキサンダー・ズベレフは、ウィンブルドンからUSオープンの準決勝まで16試合無敗で勝ち進み、ATPファイナルズのチャンピオンと世界No.3の座を獲得して後半戦を終えました。

他にも、キャリアハイのランキング5位になったアンドレイ・ルブレフ、ウィンブルドンでジョコビッチとオールHEADの決勝で対戦したマッテオ・ベレッティーニ、そして20歳の元スキーヤーで、世界のトップ10に最年少で入ったヤニック・シナーなど、HEAD勢の傑出した活躍が目立ちました。

また、HEADは女子の年末ランキングでもリードしており、ウィンブルドンチャンピオンのアシュリー・バーティがトップに立っています。チェコのバーボラ・クライシコバは、Extremeラケットシリーズで全仏オープンをプレイし、シングルスとダブルスのタイトルを2日連続で制覇しました。また同大会では、同じく10代のHEADアンバサダーであるココ・ガウフが、グランドスラムで初の準々決勝に進出しました。

トップ10に入った5人のアンバサダーは、それぞれの強みに合ったラケットシリーズを推奨しており、HEADが様々なゲームスタイルのプレイヤーをサポートしていることを示しています。